業界別M&A動向

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再生可能エネルギー業界のM&A
キャピタル・エヴォルヴァーは、再生可能エネルギー業界に精通した
少数精鋭のプロフェッショナルがM&Aの支援を致します。
(1) 再生可能エネルギー業界のM&Aの動向

2012年夏に、日本再生可能エネルギーの固定価格での「全量買い取り制度」が始まり、2012年~2014年にかけて太陽光ビジネスに進出する業者が一気に増えた。メガソーラの計画も進んでいる。 再生可能エネルギ—に注目が集まっており、今後は事業者、機材のメーカーともに、M&Aの案件も増えて来るだろう。

(2) 再生可能エネルギー業界におけるM&A実行のメリット
<売り手のM&Aメリット>
  • 会社が存続する
  • 従業員の雇用を守れる。従業員の家族の生活も守れる。
  • 大手の営業力、知名度を活用できる。財務基盤が安定する。
  • 負債から解放される。まとまった資金を手に入れられる。
  • 後継者問題から解放され、ハッピーリタイアができる。
  • 後継者不在の場合でもスムーズに事業承継(事業継承)が出来る。
  • 単独では海外進出が不可能な企業でも、他社との連携で海外進出も可能になる。
  • 不採算部門、ノンコア部門を生かしてくれる先に譲渡することで、まとまった資金を手に入れ、コア部門に資金注入できる。
  • その他
<買い手のM&Aメリット>
  • 新たなネットワークの獲得
  • 優秀な人材を確保できる。
  • 収益を取り込める
  • 経営基盤を強化できる。
  • 一気に拡大できる。
  • 規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
  • 自社で1から立ち上げるより時間・コストを節約できる
  • その他
(3) 再生可能エネルギー業界においてM&Aを実行する際のポイント
  • 規制等
  • 資金調達スキーム
  • 買取価格
  • 発電量
  • 立地、機械を置く角度
  • 使用機械等
(4) 再生可能エネルギー業界関連のM&A等の例
  • 2010年 ファーストエスコは、白河ウッドパワーの営む木質バイオマス発電事業について、東京電力 とソニーが合弁で設立するサステナブルグリーンパワーに事業譲渡。(譲渡価格9億円)
  • 2012年 日立製作所が富士重工業から風力発電システム事業を取得
  • 2012年 大阪ガスの完全子会社で、再生可能エネルギーによる発電事業を手掛けるガスアンドパワーは、日本風力発電が保有している風力発電所2件をM&A。およそ30億円の買収価格(大阪ガス想定)
  • 2015年 日本風力開発は、代表取締役とベインキャピタルが共同で出資するJWDホールディングスによるTOBによる買収が成立。
  • 2015年 JR東日本、風力発電事業の導入推進。地域エネルギー(株)と、JR東日本エネルギー開発(株)を設立。
  • 2015年 ウエストHDは、油谷風力発電をM&A(株式譲渡、子会社化)
(5) M&Aをする際に気を付ける再生可能エネルギー業界の関連法規等
  • 電気事業法
    一般用電気工作物、自家用電気工作物として、電気設備の技術基準への適合、および関連手続き(必要に応じて工事計画、保安規程等)が必要となる
  • 電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置
    固定価格買取制度に基づき売電するためには、接続契約の申込みを行い電力会社に受理されること、および経済産業大臣の設備認定を受けることが必要となる
  • 建築基準法
    建材一体型の場合、構造耐力、防火性、耐久性、安全性などについての基準を満たす必要がある
  • 農地法
    農地に太陽光発電システムを設置する場合、農地法による転用許可等が必要となる
  • 土壌汚染対策法
    3,000㎡以上の土地の形質変更となる場合、事前の届出や土壌汚染状況の調査が必要となるケースがある
  • 航空法
    空港近辺の土地を利用する場合、制限表面以下への設置やパネルの反射への考慮が必要となる
  • 都市計画法
    都市計画区域における開発行為となる場合、原則として首長の許可が必要となる
  • 森林法
    森林計画対象民有林の開発の場合、都道府県知事等の許可が必要
  • エネルギー、資源、プラント
  • 再生可能エネルギー業界
再生可能エネルギー業界基本情報
キャピタル・エヴォルヴァーは、再生可能エネルギー業界に精通した
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(1) 再生可能エネルギー業界の基礎知識
<太陽光発電とは?>
  • 太陽光発電は、シリコンなどの半導体から作られる太陽電池セル(Solar Cell)を用いて、太陽光のエネルギーを直接、電気に変換する方式が主流。
  • 国際的に太陽光発電の略称としてPV(Photovoltaic Power Generation)が用いられますが、太陽光を集光し熱に変換して発電する太陽熱発電(CSP, Concentrated Solar Power)とは区別されている。
<太陽電池とは?>
  • 半導体に光をあてると電気を発する性質を使った発電装置。
  • 原材料別での主流はシリコン系。化合物系や有機物系などもある。
  • 最小単位はセルで、セルを並べたものをモジュールと呼ぶ。
<風力発電業とは?>
  • 風のエネルギーで発電機を回し、電気をつくる。
  • 再生可能エネルギーのなかでも大規模な発電所がつくりやすい。
  • 欧州では、デンマークやオランダなどで電力需要に占める割合が高い。
  • 発電機メーカーは欧米の重電大手の他、専業メーカーが多い。
  • 日本の発電事業者は商社や電力会社が出資した会社のほか、石油会社系や独立系など様々な形態がある。
<地熱発電とは?>
  • 地熱発電は火山帯の地下数千キロメートル当たりで、地下水がマグマだまりの熱で高温になっている場所から蒸気を取り出して発電する。
  • 利用可能な上記がある場所に向けてトンネルを掘らなければならず、地下の蒸気を探すところから実際の発電まで約10年かかると言われている。
<バイオマス発電とは?>
  • 植物などの生物体(バイオマス)は有機物で構成されているため、燃料として利用できる、これらの燃料を使って電気や熱を作る。
  • バイオマスを用いた燃料は、バイオ燃料(biofuel)またはエコ燃料 (ecofuel) と呼ばれている。
  • バイオ燃料事業とは、トウモロコシなどのバイオマス(生物資源)からエタノールやディーゼル燃料を製造するビジネス。
  • バイオ燃料を使うと二酸化炭素が発生するが、これはもともと植物が成長過程で大気から九州したもの。
  • このため、バイオ燃料は大気中の二酸化炭素濃度に影響を与えない(カーボンニュートラル)とみなされる。

ポイント1・・・風力発電事業は、欧州の洋上風力発電が牽引役
ポイント2・・・バイオマス事業は、低コスト化が最大の課題

(2) 再生可能エネルギー業界の動向
太陽光発電
  • 1963年にシャープが世界発で太陽電池モジュールの量産を開始した。2001年、シャープが生産量で世界1位となったビジネス。
  • 2012年夏に、日本再生可能エネルギーの固定価格での「全量買い取り制度」が始まり、2012年~2014年にかけて太陽光ビジネスに進出する業者が一気に増えた。
  • 日本では2メガ程度の小規模ソーラーが多いが、米国やインドでは500メガを超える超巨大メガソーラー(※)の計画もすすむ。※:メガソーラー=発電能力が1メガワット(1000キロワット)を超える大規模太陽光発電所のこと)
  • 太陽電池モジュールの価格も生産量の拡大と共に急速に低下し、欧州などの一部の国では住宅用太陽光発電のコストが、利用している電気料金を下回るレベルに到達している。
  • そのため、世界全体の太陽光発電の年間導入量は増加しているにも関わらず、太陽光発電市場での投資額は2011年以降減少したが、2014年には再び増加して約1,500億ドルに達している(Global Trends in Renewable Energy Investment 2015)。
  • これは2014年の自然エネルギー市場全体の投資額2,700億ドルの半分以上に相当。日本での投資額は343億ドル(約4兆円)で世界第3位の市場となっており、その大部分が太陽光発電である。
  • 世界最大だった欧州市場の縮小が続く一方、東南アジアや中南米、アフリカなど新興・途上国の市場が立ち上がりつつある。
  • モジュール生産が世界1位は中国メーカー。シリコンウエハ、セル、モジュールの一貫生産で、2012年の生産能力は245万kw
  • 中国系企業はこれまで海外輸出が中心で日本企業を脅かしてきたが、中国が国内で固定買い取り制度を始めたことで、今後は中国が太陽光関連で世界有数の市場となることがみこまれ、ここでも日本企業と競合する可能性が高い。
風力発電
  • この近年の風力発電の急成長では中国が大きな役割を果たしている。
  • 中国の国内での2014年の風力発電の年間導入量は2,300万kWに達しており、2014年末には導入量が累計で約1億1,400万kWと風力発電について世界一の導入国となっている。
  • 2013年末までに導入された約9,100万kWうち実際に系統に接続されている風車は7,700万kWだが、すでに国内の全発電設備の7.3%に達していた。
  • その結果、2013年の風力による発電量(135TWh)は中国全体の約2.5%に相当し、原子力発電の発電量(112TWh, 2.1%)をすでに超えている。
  • 一方、ヨーロッパ全体では年間1,200万kWが新規導入され、累積設備容量が約1億3,400万kWに達した。
  • 国別の累積導入量ではドイツが3,900万kWとなり、総発電量の8%以上に達し、太陽光と合わせた割合では14%に達している(再生可能エネルギー全体で25.8%)。
  • スペインの累積導入量は2,300万kWですでに主力の電源のひとつとなっており、イギリスは洋上風力を中心に導入が進み累積導入量が1,200万kWを超えた。
  • デンマークでは人口一人当たり、面積あたりの風力発電の導入量が世界トップになっており、2014年には総発電量の約39%を風力で発電している。
  • 最近は欧州で先行した浮体洋上風力発電に注目が集まっている。
  • 経済産業省は、2014年4月から、再生可能エネルギーの固定買い取り制度に、「洋上風力」を追加した。
  • 1kw時あたり36円(税抜)と陸上(22円)より6割程度高い水準を設定した。
  • 実証段階から事業化に踏み込む動きが出そう。
  • もっとも、国内の設置実績がない上に、金融サービスが十分ではないとの指摘もある。
  • 一段の市場拡大には時間がかかるかもしれない。
地熱発電
  • 1966年に日本初の本格的な地熱発電所、松川地熱発電所が運転開始。
  • 1972年には、環境庁が国立公園での開発を規制する通達を行ったが、再生エネルギーの中では安定したベースロード電源になり得るため、2012年4月、政府は多くの資源が眠る自然公園内の新規開発の条件付き容認(規制緩和)を閣議決定した。
  • 2012年夏に、日本再生可能エネルギーの固定価格での「全量買い取り制度」が始まり、活発化。
  • 1万5000キロワット未満なら、15年間42円で買い取られることになり、開発が活発化した。
  • 開発に時間がかかるため、中型程度のものでも2017年以降の稼働を予定。
  • おそらく2020年頃に、新設の地熱発電所が相次いで稼働することになるだろう。
  • 世界でも発電力の多い国1位は米国で300万キロワットと原発約3基分。
  • 2位がフィリピンで200万キロワット、3位がインドネシアで120万キロワットと環太平洋火山帯の国が続く。
バイオマス発電
  • 日本でも各地で製造の実証実験が行われているが、製造コストが高くつくため、本格利用の段階に至っていない。
  • JX日鉱日石エネルギーやトヨタ自動車などが参加するバイオエタノール研究組織が2014年5月に解散するなど、停滞感が強まっている。
  • 機運が高まっているのは藻類燃料だけ。
  • ミドリ虫などから脂分を抽出して燃料を作る。
  • ジェット燃料などへの利用が想定されている。
  • 食料と競合しない上、大量培養にも向く。
  • IHIヤユーグレナ、デンソーなど複数の企業連合が2020年代の実用化にむけてこぞって研究開発を進めている。
  • JX日鉱日石エネルギー、出光興産、コスモ石油など、石油元売り業者が採用するバイオガソリン(ETBE)方式(エタノール比率0.4%)と、環境省が大阪府やペトロブラス(ブラジル系)に委託し採用する直接混合(E3)方式(エタノール比率3%)がある。
(3) 再生可能エネルギー業界の市場規模
業界規模
  • <太陽光発電>
    国内出荷量:854万キロワット(2013年度、太陽光発電協会)
    世界の太陽光発電の累積導入量:1億3600万キロワット(2013年) (欧州太陽光発電産業協会)
    太陽電池セル(結晶シリコン)の世界全体の生産量:4,300万kW(自然エネルギー世界白書2014)
    世界の太陽電池モジュールの年間生産能力:6,760万kW(自然エネルギー世界白書2014)
  • <風力発電>
    全世界の導入量:5,100万kW(2014世界風力エネルギー会議)
    世界の風力発電の累積導入量:約3億7,000万kW(2014世界風力エネルギー会議)
    洋上風力発電 導入量(欧州):新規 170万Kw、累積:880万kw(2014世界風力エネルギー会議)
    洋上風力発電 導入量(インド):新規 230万kw、 (2014世界風力エネルギー会議)
    洋上風力発電 導入量(アジア):累積2200万kw (2014世界風力エネルギー会議)
    洋上風力発電 導入量(日本):新規12万kw、累積:280万kw(2014世界風力エネルギー会議)
    風力発電導入実績(日本):266万Kw(2013年)
  • <地熱発電>
    世界の合計設備容量 約1100万キロワット (2013年3月末、日経推移)
  • <バイオマス発電>
    バイオエタノール生産量 234億ガロン (2013年、アメリカエネルギー省)
    原料産物を大量生産できる米国とブラジルで8割を占める。
    バイオマス日本国内の導入目標 50万キロリットル (2017年、原油換算)
(4) 再生可能エネルギー業界のプレイヤー
太陽光発電

2013年の太陽電池メーカーの生産・出荷では、中国のインリーグリーンエナジーが2年連続で首位。 シャープはOEM調達を増やして4位となり、トップ5位にかえりざいた。 メーカーの栄枯盛衰は激しく、2012年にドイツのQセルズ、2013年中国のサンテックパワーといった元世界最大手が相次ぎ破綻。

カテゴリ— 会社名 備考 出荷量
太陽電池メーカー 世界大手メーカー インリーグリーンエナジー 中国 世界1位 323万キロワット
トリナ・ソーラー 中国 世界2位 258万キロワット
カナディアン・ソーラー カナダ 世界3位 189万キロワット
シャープ 日本 世界4位。2006年までは世界首位。 186万キロワット
ジンコ・ソーラー 中国 世界5位 176万キロワット
レネソーラ 中国 世界6位 172万キロワット
ファースト・ソーラー アメリカ 世界7位。太陽電池のリサイクルも開始。 160万キロワット
その他日本メーカー
(シリコン系)
京セラ 日本 世界9位。原料調達から組み立てまで一貫生産 114万キロワット
三菱電機 日本 国産、自社生産。PVとEVを1体化したパワコンを開発。 50万キロワット
パナソニック 日本 三洋電気の事業を統合。 65万キロワット
その他日本メーカー
(薄膜系)
ソーラーフロンティア
(昭和シェル石油)
日本 子会社ソーラーフロンティアで。 92万キロワット
カネカ 日本 屋根建材との一体型で。  
その他日本メーカー 富士電機 日本 シート状の太陽電池開発  
三菱重工業 日本    
旭硝子 日本 薄くて強いガラスで太陽光パネル事業に参入。  
日本で攻勢 ハンファQセルズ 韓国 ドイツQセルズ買収。日本市場で急伸  
リニューアブル・エナジー・コーポレーション(REC) ノルウェー 日本企業のOEM強化。欧州最大手。  
部品材料メーカー エム・セテック 日本 日本最大の単結晶、シリコンウエハ専門メーカー
(友達光電の傘下)
 
友達光電(AUO) 台湾    
トクヤマ 日本 純度99.9999%の世界最高レベルの多結晶シリコン  
大阪チタニウムテクノロジーズ 日本 チタン・ポリシリコンなど高機能材料。新日鉄住金と神戸製鋼が23.91%ずつ保有。  
日立化成 日本 導線フィルム、導電ペースト、絶縁ペーストなど。  
SUMCO 日本 電磁キャスト法による多結晶シリコンウエハ。新日鉄住金と三菱マテリアルが27.82%ずつ出資。  
三菱マテリアル 日本 太陽電池向け製品や製造装置も手掛ける。SUMCOに28.82%出資。  
製造装置メーカー アルバック 日本 最先端の有機太陽電池製造技術も。  
エヌ・ピー・シー 日本 モジュール製造設備で世界トップシェア  
日清紡HD 日本 装置単体からラインまで手掛ける  
東京エレクトロン 日本 太陽光パネルから撤退。2015年にアプライドマテリアルと経営統合予定。  
フェローテク 日本 太陽電池用シリコン製品に特化  
東レエンジニアリング 日本 太陽光発電システムも手掛ける  
アプライドマテリアルズ 米国 太陽電池装置の世界大手  
GTアドバンスト・テクノロジーズ 米国 シリコンインゴットからモジュールまで。  
風力発電

日本の風力発電機市場にはGE(アメリカ)が再参入を決めたほか、シーメンス(ドイツ)など外資勢が存在感を強めている。

カテゴリー 会社名 特徴 世界シェア 国内シェア
風力発電気メーカー ヴェスタス デンマーク 世界1位。国内1位。洋上風力部門は三菱重工との合弁 13.1% 22.6%
ゴールドウィンド 中国 世界2位 11.0%  
エネルコン ドイツ 世界3位、国内4位。 9.8%  
シーメンス ドイツ 世界4位、国内7位 7.4%  
GEウィンド アメリカ 世界5位、国内2位。2014年日本市場に再参入。 6.6% 17.6%
ガメサ スペイン 世界6位 5.5%  
スズロン インド 世界7位 5.3%  
ユナイテッドパワー 中国 世界8位 4.0%  
ミンヤン 中国 世界9位 3.5%  
ノルデックス ドイツ 世界10位 3.3%  
三菱重工業 日本 国内3位。2014年ヴェスタスと合弁会社設立。「MHIヴェスタス・オフショア・ウィンド」   13%
日本製鋼所   国内5位。ギアレス式風車に強み    
日立製作所   国内6位。国内に特化。2015年3月に、5000KW機が完成。    
日立パワーソリューションズ   日本の販売・保守サービス。エネルコンと提携    
駒井ハルテック   風力発電のトータルソリューション    
西島製作所   国内ポンプ大手。ヴェスタスが風力発電機提供。    
シンフォニアテクノロジー(旧・神鋼電機)   小型発電機「そよ風くん」が主力    
中西金属工業   高出力の垂直軸型    
ゼファー   超軽量・高効率の「エアドルフィン」    
エヴァンス(英国)   ゼファーと販売提携    
大和エネルギー   大和ハウス工業の100%子会社。佐多岬風力発電事業も手掛ける。    
那須電機鉄工   マイクロ風車アウラ1000    
ニッコー   幅広いラインアップ    
カテゴリー 会社名 特徴 国内発電能力
国内発電事業者 ユーラスエナジーホールディングス 国内1位。豊田通商(60%)と東京電力(40%)の共同出資会社。海外展開も。 55万6500kW(2014年3月)
Jパワー 国内2位。北九州市沖で実証事業も。 28万KW(2014年3月)
日本風力開発 国内3位。有利子負債の圧縮で発電所売却中18万9000kw(2014年3月)
日本製鋼所と西島製作所、出光興産、前田建設工業が出資。
18万9000KW(2014年3月)
エコ・パワー 国内4位。コスモ石油が2010年買収 14万5800kw(2014年3月)
クリーンエナジーファクトリー 国内5位。 8万3500kw(2014年3月)
完全部材 東レ ブレード向けの素材  
NTN 動力部分のベアリング  
日本精工 動力部分のベアリング  
ナブデスコ 駆動装置  
住友重機械工業 駆動装置  
SBエナジー ソフトバンクの電力事業子会社。2014年5月、洋上風力発電に参入。  
ガスアンドパワー 5風力発電所を運用・参画。大阪ガスの100%子会社  

国内の洋上風力発電プロジェクト

浮体式 福島沖 三菱重工業、ジャパンマリンユナイテッド、丸紅、新日鉄、住金など。
五島市沖 日立製作所、戸田建設など
着床式 鹿島港 ウィンド・パワー・エナジー、ソフトバンク
銚子市沖 東京電力、三菱重工、鹿島
石狩湾新港 グリーンパワーインベストメント
下関沖 前田建設工業
北九州市沖 Jパワー、日本製鋼所、新日鉄住金、エンジニアリングなど
地熱発電

タービンは日本の重電3社が7割をにぎる。

カテゴリー 会社名 備考
日本の重電3社 東芝 発電量を3割増やす新技術を開発
三菱重工業 日立製作所と電力事業を統合
富士電機 米国の地熱発電事業に出資
その他日本企業 丸紅 北海道で地熱発電所の建設
九州電力 国内地熱発電事業者最大手
出光興産 北海道・秋田・福島で地熱発電所の建設
日本重化学工業 岩手で地熱発電所の建設
国際石油開発帝石 北海道・秋田で地熱発電所の建設
三井石油開発 北海道・秋田で地熱発電所の建設
JX日光日石金属、三菱マテリアル、三菱ガス化学、エスエスコンサル、石油資源開発、豊羽鉱山 北海道で地熱発電所の建設
オリックス、弘前市、川崎重工業、東日本旅客鉄道、大林組 青森で
岩手地熱、雫石町 岩手で
東北水力地熱 新潟で
大高建設、ジオエナジー、大山観光 富山
浦安電設、水分のさと、タカフジ 大分
石松農園 熊本
バイオマス発電

主な国内でのバイオエタノール製造会社

参加会社 製造能力 原料
JAグループ、三菱商事、キリンホールディングス 1,5万キロリットル 規格外小麦、ミニマムアクセス米
オエノンホールディングス 1,5万キロリットル 非食用米、ミニマムアクセス米
JA全農 1000キロリットル 非食用米
大栄環境 4000キロリットル 廃木材
アサヒビール 実証実験中 サトウキビ
王子HD,新日鉄エンジニアリング 10万~20万キロリットル規模目標 木質バイオマス
ユーグレナ、日立、いすゞ自動車、JX日鉱日石エネルギー   ミドリムシ
IHI   榎本藻
デンソー   シュードコリシスチス
JX日鉱日石エネルギー、札幌エンジニアリング、三菱重工業、トヨタ自動車、鹿島、東レ 成果得られず解散  

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