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代表取締役の前垣内です。
1週間経ってしまいましたが、
The New York TimesのNext Era Leader’s 201912/13に選出され、
当社の最高顧問の坂上氏とともに香港での授賞式に参加してきました。
成田空港で、なんと飛行機に乗れないというトラブルがあり、
香港の空港のトイレで着替えをして、
そのまま会場の九龍のペニンシュラホテルにタクシーで
直行しました。
ペニンシュラホテルは香港で一番格式の高いホテルのようです。
会場は30階とのことで、普通のエレベーターがない、
シークレットフロアのような
係員と一緒に出ないと上がれない場所でした。
このホテルは何度か宿泊していますが、
このフロアは初めてでした。
係員の方の誘導で、途中で乗り換えて30階まで行くと、
もう式はスタートしてました。
他の受賞者のかたが受賞トロフィーを受け取っていました。
到着して数分で自分の受賞トロフィーを受け取る番になり
時間ギリギリでした。
自分の名前が呼ばれ、会社の案内などあり、
そして、無事受け取ることができました。
こちらは当社の最高顧問の坂上氏です。
元防衛相の方で、自衛隊にいらっしゃった時は総督の立場で活躍していました。
安全保障を専門とし、ハイテクノロジーを使ってどうやって日本をよくして行くかということを真剣に考えられて、長年、体を張って日本を守ってくださっている方です。
当社のテクノロジー案件のサポートやクロスボーダー案件のを担当しています。
こちらはニューヨークタイムズの日本の代表の方です。
その後、インタビューを受けて、
さらに、その後、ニューヨークタイムズが中国でラグジュアリーマガジン「時」を発刊したのでそのパーティがあり、
そこで受賞者の皆さんと交流をはからせていただきました。
エネルギッシュで素敵な方達ばかりで、
せっかくのご縁なので、
何か今後一緒に協業できたら良いなと思っています。
サンセットタイムから
夜景まで素敵な空間でした。
The New York Times様、有意義な時間をありがとうございました。
安全保障の話をしたり、
他の受賞者の方と新しいプロジェクトの話をしたりしていたら
あっという間に時間が過ぎました。
現在、当社の業務はM&Aのアドバイザリー業務が中心で、
特に事業承継などのサポートをしております。
日本では、この2年くらいは、会社の売買を不動産の売買のように考えている会社売買のマッチング会社が乱立してきています。
それらの会社はもちろん殆ど経験もない会社です。
さらに、大手の仲介会社であっても、
採用基準は「経験不要、どれだけ飛び込み営業ができるか(会社をどれだけ売らせることができるか)」ということだけで、
すなわち、収益をどれだけ上げられるかという方向に目がいき、素人がM&Aのサポートに入るので、トラブルも多発しているようです。
さらに殆どの経営者の方は事業承継について無知ですので、
サポートに入った大手の仲介会社の方が素人だとは知らず、
言われたまま話を進めてしまい、トラブルに発展し、
仲介会社を訴訟するということもあるようです。
これは業界の問題になっていますが、
今、社会全体として、後継者がいないため廃業をする企業が多く、兆単位のGDPの損失が出ているので、事業承継対策は国として急務となっています。
M&Aの数をこなしていかないといけないので、
私、個人の考えとしては、そういう体制の会社でも、
ないよりは、存在していたほうが良いのではないかと思って
いるので、
他社とも連携してなるべくたくさんのM&Aを推進していきたいと思っています。
社会にとって不要であればそのうち淘汰されていきますので。
当社はその中でも、不動産屋のようなマッチングサービスで数をこなして行くよりも、
「少数精鋭で質の高い本物のアドバイザリーサービスを提供する」という拘りを持ち続けて、
本当のアドバイザリーサービスを求めている方にサービス提供をしていくという方針でやってきており、
アドバイザリーサービスを受けたお客様にも喜んでいただいております。
そんな中で、New York Timesさんのおかげで、
2点、意識して、活動していこうと思うようになったことがありました。
1点目が、M&Aに関わらず、世界を見て、マッチングをして行くこと。
当社は国内の事業承継サポートをメインでやっており、海外の相談も多いのですが、クロスボーダー案件に、あまり力を入れていけていない実情があります。
さらに、M&Aに注力するため、M&A に関係ないご相談は最近はお断りしております。
ですが、やはり日本が今後、繁栄し続けていくには、
国内だけ見ていたらアウトですし、
海外に出ていくにはM&A以外の色々な方法があります。
当社には、M&Aに限らず、「お金」というキーワードで当社には世界中のたくさんの情報や人や技術が集まってきますので、それらを組み合わせて、付加価値のあるご提案を皆さんにしていくことで、皆さん及び日本の繁栄を推進していく力になれたら良いなと思っていますので、
付加価値のあるご提案を皆さんにしていきたい思います。
もう1点目が、
どんどん新しいものを生み出して行く20代のITの方々、
当社の坂上顧問のように素晴らしい経験を積んできた60代〜80代の方々、
どちらも今後の日本には必要ですが、
両者とも同じ目線で話して、どちらの温度感も理解していけるのが、私の世代だと思います。
世代を超えた事業や知識・経験の承継。
当社と接することで、ここをスムーズに行えるように、
若い人たちが年配の方々が培った経験やノウハウを上手に生かすことができるように、活動していきたいなと思います。
“Next Era Leader” ということで、
これからの活躍に期待いただいている賞だと思いますので、
ご期待にこたえられるように、
新しい時代にふさわしい、社会との関わり方を考えて実行することで、
世界の平和と繁栄のため、微力ながら社会に貢献していきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。