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2015年10月2日
サッポロHD、ベトナム事業を完全子会社化 北・中部へ拡大

サッポロホールディングス 【2501】は2日、
サッポログループの事業会社であるサッポロインターナショナルが、9月11日(金)、ベトナム事業の合弁相手先である「ベトナムたばこ総公社」(Vietnam National Tobacco Corporation = VINATABA、以下「ビナタバ社」)から、
合弁企業Sapporo Vietnam Limited(以下「サッポロ・ベトナム社」)の出資持分29%を譲り受け、同社を完全子会社化したと発表した。

 ビナタバ社は、ベトナム政府による、国営企業の中核事業強化を目的とした周辺事業の資本引き揚げ方針に沿って出資持分を整理する必要が生じており、
一方サッポログループでは、本格的なベトナム市場参入4年目を迎え、変化する市場対応への意思決定をより早める必要性が高まっていたことから、今回の譲受合意に至った。

サッポログループは、2011年11月にホーチミン市に隣接するロンアン省にビール工場を竣工し、翌2012年春よりホーチミン市を中心としたビール市場への本格的な展開を開始して今日に至っている。

ビナタバ社とは、これからも引き続き良好なパートナー関係を維持していくとしている。