インテリア専門商社のサンゲツ【8130】は、9日、ウェーブロックホールディングス（以下「ウェーブロックHD」）の株式をエムシーピースリー投資事業有限責任組合から取得し、持分法適用会社(22.2%保有）とすると発表した。

サンゲツは、事業戦略の再構築の一環として、仕入先とのアライアンスの強化を重要な施策として位置付けており、ウェーブロックHDの子会社であるウェーブロックインテリアは国内における塩ビ系壁紙製造のリーディングカンパニーであり、又、サンゲツへの塩ビ系壁紙供給の主力先の一社。

今後、同社と長期安定的な取り組みを拡充することにより、仕入体制を強化すると共に、ウェーブロックHDの企業価値向上を図ることを目的として、株式取得を決議したもの。

また、サンゲツはこのアライアンス強化に加え、その他の事業基盤の整備、事業戦略の再構築を実行していくとしている。

＜ウェーブロックホールディングス ＞
○売上　246.5億円
○株主　エムシーピースリー投資事業有限責任組合(91.8%) Entire　Technology Co.,Ltd.(5.0%)

株式譲渡契約締結は10月９日（予定）、株式取得日は10月中の予定。