M&Aニュース

2015年10月13日
PCメモリのAKIBAHD、ネットエイジのWi-Fiルータレンタル事業を買収 1億円

PCメモリ製造販売のAKIBAホールディングス【6840】(以下「AKIBAHD」)の子会社であるモバイル・プランニング(以下「モバプラ社」)は、ネットエイジの Wi-Fiルータレンタル事業を譲受けると発表した。

対象となるのは、ネットエイジのワイモバイル、WiMAX 等の Wi-Fi ルータの国内向けレンタル事業。
譲渡価格は1億円

AKIBAHDは、メモリモジュール、フラッシュメモリ、その他電子部品・電子機器等の開発・製造・販売を主な事業として行ってきたが、当該事業領域における市場環境には変動も多く、業容の拡 大と収益基盤の強化により、安定的な成長を可能とする事業体の構築を目指している。
その中で、新たな収益源を獲得すべく、新規事業の開拓や、M&Aによる新規事業領域への参入等を積極的に推進し、平成27年3月期において、バディネット(以下「バディ社」)及びモバプラ社をグループ会社化し、通信コンサルティング事業に進出している。

ネットエイジは、平成7年の創業後、様々な事業に取り組んでいるが、中でもWi-Fiルータレンタル事業は、順調に成長を続けており、インターネットの検索ランキングでも上位に位置するなど、高い知名度を有している。
また、少数精鋭で効率的な事業運営体制が構築されており、直近期において、売上高109百万円、営業利益24百万円を計上している。

今後モバプラ社が、Wi-Fiルータレンタル事業を行うことで、公衆無線LANの整備を推進するバディ社の公衆無線LAN網と相互に補完しあい、日本全国を網羅する無線インターネット環境を構築することが可能となり、この環境を活用し、無線インターネット環境の利用による新たな商品・サービスの提供、関連分野における新規事業の開発、AKIBAHDグループの他の事業分野とのシナジーの追求を推進していく考え。

合意書契約 10月13日
事業譲渡日 10月30日(予定)