M&Aニュース

2015年10月15日
コンビニ3位ファミマと4位ユニー、合併の基本合意を発表 売上高5兆円めざす

コンビニエンスストア業界3位のファミリーマート【8028】と、4位のサークルKサンクスを傘下に持つユニーグループ・ホールディングス(GHD)【8270】は15日、経営統合で基本合意したと発表した。

合併比率はファミマ1に対してユニーGHD 0.138となる。

 両社は合併による効果として、今後5年以内に店舗売上高5兆円、連結営業利益1000億円、連結当期利益600億円、連結ROE12%以上を目標とする。また、国内のコンビニやスーパー等の小売り店舗数は2万店以上、海外は1万店の展開を目指す。

 今後は、両社の株主総会による承認及び本経営統合に必要な関係当局からの許認可の取得を前提 に、
ファミマを存続会社としてユニーGHDを吸収合併し、2016年9月に新たに持ち株会社を設立する。
コンビニ事業はサークルKサンクスを存続会社とし、総合スーパーを運営するユニーとともに新会社にぶら下がる。

持ち株会社とコンビニの事業会社の本社所在地は東京となり、ユニーは引き続き愛知県稲沢市に置く。

本経営統合後、コンビニ事業においては、国内最大規模の店舗網となる。

  • 基本合意書締結  2015年10月15日
  • 株主総会基準日 2016年2月29日(予定)
  • 吸収合併契約・吸収分割契約締結  2016年4月迄(予定)
  • 両社吸収合併契約・吸収分割契約承認定時株主 総会開催 2016年5月26日(予定)
  • 最終売買日(ユニーグループHD) 2016年8月26日(予定)
  • 上場廃止日(ユニーグループHD) 2016年8月29日(予定)
  • 吸収合併・吸収分割効力発生日 2016年9月(予定)