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2015年10月21日
加藤産業、植嶋の菓子卸売事業を譲り受け 菓子カテゴリーの拡充を狙う

関西に強い食品卸4位の加藤産業【9869】は、菓子及び食品類の販売を行う植嶋の菓子卸売事業を譲り受けると発表した。

新会社を受け皿会社を設立し、加藤産業が75%、植嶋は25% を保有する。その新会社で植嶋の菓子卸売事業を譲り受ける。(新会社の社名は植嶋にし、現在の植嶋は社名を変更する予定。)

加藤産業グループは、独立した存在感のある全国卸売業としての企業規模を確立するとともに、次代の成長を見据えて一層の機能強化を図るため、創立70周年である平成29年9月期までに売上高1兆円、経常利益130億円の達成を目指している。

今後、加藤産業グループは、植嶋の菓子卸売事業を譲り受けることにより、菓子カテゴリーの拡充に向けての事業基盤を確立し、グループ各社との協業をより進めて卸売機能の充実とサービスの向上に取り組み、豊かな食生活の実現のために流通全体の最適化を目指す。

植嶋の直近売上高は約65億円。
菓子事業を譲渡後も植島はプライベート商品企画製造事業は継続して行う予定。