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2015年10月22日
イベント展示販促支援の博展、ロボット開発のタケロボを子会社化

企業や団体のイベント展示、販促を支援をする博展【2173】は、22日、ロボット開発のタケロボの株式取得及び第三者割当増資を引受け、子会社化すると発表した。

博展は、イベント展示会等の出展及び主催サービス、コンファレンス&コンベンションの全体運営、商環境(店舗やショールーム等)の企画・制作・運営など、Experienceマーケティングサービスを提供している。

タケロボはロボット開発のため平成23年8月に設立。産業用、医療用、サービス 用、玩具などロボットは様々な分野に応用されているが、人々の生活に役に立つロボットを提供するというコンセプトのもと、サービスロボット「サッチャン」、マスコットロボット「ロボコット」の2種のロボットの開発、製品化を行っている。

博展が強みとする各種イベントや商環境における集客やプロモーションの効果を高めるデジタルコンテンツツールの一つとしてロボット技術の利用が想定されるほか、タケロボの持つロボットに関する研究開発力と当社の持つ営業力、マーケティング分野の企画・制作力などを融合することで、新たなビジネスモデルを構築するため、子会社化を決定したもの。

平成 27 年 11 月6日付でタケロボの発行済み株式 1,800 株のうち、既存株主から 500 株を1.44億円で取得し、また、同日付でタケロボが実施する第三者割当増資において 1,900 株を引受ける。
これにより、タケロボは博展の連結子会社(64.8%保有)となる。

タケロボの直近純資産額は545万円、売上は220万円、経常利益は▲691万円。

取締役会決議日        平成27年10月22日
株式譲渡契約、第三者割当増資 平成27年11月6日(予定)
払込日            平成27年11月6日(予定)