当社のお客様は不動産事業をメインでやっている不動産会社。
社員の中に音楽の好きな者がいて、ビジネスセンスもありそうなので、オーナーは、その社員に予算をつけて音楽事業の立ち上げも自由にやらせているが、ただ、不動産事業に専念している他の社員から不公平との不平不満が出てきているので、音楽事業だけ別会社にして、責任の所在も明確化させ、その社員を社長にしてやらせたいとの相談があった。
対象会社の子会社として音楽会社を設立する形（新設分社型分割）だと、実態は何も変わらない上、失敗した時の責任は対象会社が負うことになってしまうので、対象会社の兄弟会社として新設会社を設立し、両方ともオーナーが株式を保有し、オーナーが責任を取る形になる新設分割型分割（人的分割）のスキームをとった。
当該社員も対象会社の社員も無駄なストレスをもたずにいられるスキームを実行できたため、お互いが兄弟会社の一員として尊重しあって働いている。
全ての実務を当社で全面サポートを行った。