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少数精鋭のプロフェッショナルがM&Aの支援を致します。
[治験支援業界]
治験支援業界は、高付加価値や相互補完、スケールメリットを享受を目的としたM&Aによる業界再編が進むと予想される。 また周辺分野進出のためのM&Aの行われるだろう。合併効果で収益を伸ばす企業もあったが、合併後の合理化の取り組み方で業績の明暗がわかれてきている。治験支援は大手が規模拡大の加速を目的としてM&Aなどにより地域企業を巻き込む業界再編がさらに進むと予想される。
[臨床検査業界]
臨床上位2社もM&Aでスケールメリットをめざしている。スケールメリットで経営の安定化を図ろうとしている。しかし、診療報酬改定は今後も実施され、経営リスクは存在する。合理化とコスト削減だけでなく、関連他部門の育成が重要な企業命題。M&Aは引き続き行われていくだろう。
- 会社が存続する。
- 従業員の雇用を守れる。従業員の家族の生活も守れる。
- 大手の営業力、知名度を活用できる。財務基盤が安定する。
- 負債から解放される。まとまった資金を手に入れられる。
- 後継者問題から解放され、ハッピーリタイアができる。
- 単独では地方、海外進出が不可能な企業でも、他社との連携で新たなエリアへの進出も可能になる。
- 不採算部門、ノンコア部門を生かしてくれる先に譲渡することで、まとまった資金を手に入れ、コア部門に資金注入できる。
- その他
- 新しい顧客を獲得でき、時間を節約できる。
- 製薬会社、大学教授、病院等とのネットワークの獲得
- 経営基盤を強化できる。一気に拡大できる。
- 新しいエリアへの進出
- 規模のメリットを享受できる(原価低減、間接コスト低減など)
- 従来の外注業務の内製化による収益性の改善
- 買収先のブランドを活用できる。
- 優秀な人材の確保
- その他
- 診療報酬改定は今後も実施され、経営リスクは存在するので、合理化とコスト削減だけでなく、関連他部門の育成が重要な企業命題。
- 既存設備とノウハウを駆使し、食品衛生検査、遺伝子解析分野の受注拡大などで活路を見出し、堅実な多角化なども検討できるか。
- 医療機関、製薬会社とのネットワーク
- エリア
- 治験コーディネーターのレベル、教育・研修制度
- 2014年イーピーエスは日揮ファーマサービスをM&A(完全子会社化)。商号をEPSアソシエイトに変更。
- 2014年エムスリーはメディサイエンスプランニングをM&A(完全子会社化)。
- 2014年シミックはJSRとの次世代抗体開発のため2014年3月に設立した完全子会社を合弁会社化すると発表。
- 2014年インテージホールディングスは子会社であるアスクレップの臨床開発事業を会社分割により新会社エーケーピーに事業譲渡するとともに新会社株式全部を伊藤忠商事に譲渡(会社分割によるM&A)
- 2014年エムスリーはグループ会社であるメディサイエンスプランニングのCRO事業を分社化し、エムスリーマーケティングとして営業を開始。
- 2014年リニカルはNuvisan Pharma(独)から新薬開発における臨床試験の支援業務を中心とするCRO事業のみを分離して事業再編を行ったNuvisan CDD(独)をM&A(完全子会社化、株式譲渡による買収)すると決定。
- 2014年エスアールエルの完全子会社であるヒューマンヘルスプロモーションが解散。
- 2014年シミックホールディングスはJCLバイオアッセイをM&A(完全子会社化、株式交換による買収CRO業務の国内最大規模の事業体になると発表。
- 2015年イーピーエスは持株会社制に移行し、商号をEPSホールディングスに変更。連結子会社であるイーピーミントをM&A(完全子会社化、株式交換による買収)
- 2015年メディカルシステムネットワークは綜合臨床ホールディングスとの間で資本提携契約
- 臨床検査技師等に関する法律
- 薬事法
- 医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令
- 個人情報保護法
- 医療、医薬品、福祉
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少数精鋭のプロフェッショナルがM&Aの支援を致します。
「臨床検査センター」は、病院から体外診断(検体検査)の外注を請け負う場所。 同じ検査をしても、病院で行うよりも大規模機械化が進んだセンターで行ったほうがはるかにコストが低く、外注比率は、約50%(報酬ベース)まで増えてきている。
全国に850か所もある臨床検査センター。数100人規模の大企業から数人規模の小規模な企業まで多種多様
- 患者から採取した検体を調べ、病気の有無、場所、程度などのデータを報告
- 患者の体を直接心電図など使って調べる
- 治験施設支援機関
- 医療機関の治験業務の代行・支援
- 医療品開発業務受託機関
- 製薬メーカーの治験業務の代行・支援
ポイント1・・・臨床検査は、検査項目の拡充とコスト構造の見直しが鍵。海外向けがのびている。
ポイント2・・・治験支援は外部委託志向に対応。国際治験の受託なども。
クリニック市場の開拓や検査項目の拡充などで需要をとりこむと、売上を伸ばすことができる。 臨床検査は、既存検査項目の落ち込み分は、検査項目の拡充などでカバーし、収益を確保。
競争激化や医療機関からの価格引き下げ要求は続く。 大手企業の進出をうけた地域企業の淘汰が進むだろ。 また、医療機器や医療関連ITシステム分野への進出など、収益確保のための模索も続くだろう。
ビー・エム・エルなどは、院内検査室の一括運営委託といった医療機関への提案営業などの施策で、臨床検査の収益を維持・のばしてきた。 海外向け臨床検査がのびている。海外向けウエイトが高いのは、生化学自動分析装置、血球計数装置などを展開する一部企業に限 られているが、免疫検査装置・検査薬分野等の海外展開も徐々に進展している。
治験支援は、医療関連産業活性化方針の政府の成長戦略も追い風に、製薬会社の外部委託志向もうけて堅調に推移している。 それに対応するため、支援業務の多様化と顧客との連携強化がポイントとなる。 国際治験の受託といった新たなサービスの提供を目指す動くも続く見通し。
その他、医療サービスとしては、一般消費者向け遺伝子検査ビジネスの参入が相次いでいる。
- 国内主要企業40 社における臨床検査薬・機器事業規模8704億円 (2013年、矢野経済調べ)(うち、海外向け3577 億円)
- 臨床検査薬と臨床検査機器・関連事業別に見た場合、検査薬事業は 5,346 億円、検査機器・関連事業は 3,358 億円
- SRL 売上1001億円 経常174億円
- BML 売上803億円 経常60億円
- LSIメディエンス 売上786億円 経常14億円
- ファルコバイオシステムズ 売上217億円 経常▲1億円
- 保健科学研究所 売上217億円 経常8億円
- 札幌臨床検査センター 売上152億円 経常9億円
- 江東微生物研究所 売上144億円 経常7億円
- 昭和メディカルサイエンス 売上110億円 経常14億円
- 保健科学東日本 売上63億円
- シー・アール・シー 売上61億円 経常1億円
- イーピーエス(CRO) 売上214億円 経常32億円
- シミック(CRO) 売上195億円 経常33億円
- サイトポート・インスティテュー(SMO) 売上82億円 経常3億円
- メディサイエンスプランニング(CRO) 売上74億円 経常5億円
- アスプレック(CRO) 売上62億円 経常1億円
- 総合臨床サイエンス(SMO) 売上59億円 経常10億円
- イーピーミント(SMO) 売上57億円 経常4億円
- ACRONET(CRO) 売上42億円
- ノイエス(SMO) 売上40億円 経常利益1000万円
- リニカル(CRO) 売上37億円 経常6億円
- 2016年04月20日
- 2016年03月29日
- 2015年10月27日
- 2015年10月23日
- 2015年10月22日